京都の松尾大社へ行ってきました。私が生まれた場所、母の実家の氏神様です。
幼い頃からお盆とお正月は数日母と共に帰省していたので、私の京都のイメージはこの辺り、洛西のイメージが強いです。京都の西とあってどの季節、時間帯でも常に夕方のようだなと幼い頃から思っていました。西は黄泉の方角と聞くとなるほど。と思います。
松尾山がそびえていて、本殿裏のお山の斜面から流れてくる湿気と山の土と木々の匂いを含んだ冷気が絶え間なく流れてきます。それがお祓いのよう。身が引き締まります。
お山には磐座があって、秦氏が祀る前から土地の人々によって祭祀が行われていたそうです。一人ではお参りできないです。時間も決められています。三輪大社も磐座へのお参りがありますが、より厳しさがおありのようでした。気を引き締めて参りましょう。な入り口。時間帯も早めが良さそう。
松尾大社はお酒の神様としても有名ですが、それは秦氏が大陸からもたらした技術の1つといわれています。実は私が育ち、今も暮らす宝塚、山本という土地も実はその昔、醸造酒が有名だった土地と言われていて、こちらは倭漢氏が開拓した土地だと最近祖父の資料から知りました。また長尾山には古墳や中山寺奥之院にはたくさんの磐座があります。父方、母方共にお酒に縁のある土地というのはなかなか興味深かったのでした。
摂社の月読神社も。こちらは航海、天文、卜占、安産祈願の神社です。
もともとは桂川の近くにあった神社だそうですが、氾濫の被害を避けるためにこちらへ移動したそう。
こちらには穢解の水があります。このお水でお清めさせてもらいました。
気持ちよく来年を迎えられそうです。
あとは家の掃除をば・・・!!