我が家には古くからの日本の薬草ドクダミ、ゲンノショウコがたくさん生えています。
ドクダミは摘んで乾燥し、お茶にしてみたら腹痛と下痢が(笑)
私にとっては合わないようでした。私は身体がどちらかというと冷えがあり、むくみやすい体質。陰性の場所に生えているドクダミは陰性寄りの身体にはより陰性に傾き不向きだったようです。これはあくまでも私個人の勝手な見立てです。
ちなみに杜仲茶も私は合わないタイプです。こちらは貧血のように血の気が引きます。お腹の調子も悪くなり、痛くなり、とにかく無理やり出そうとする感じに。
ゲンノショウコもまた整腸の薬草として昔から重宝されてきました。
この植物は日当たりの良い土地に生える薬草で紫ピンクの花が咲きます。
うちではかなり沢山生えていて、お花がまとまって咲くととても可愛いです。
今回はゲンノショウコを摘んで乾燥させてお茶にしてみました。
この植物は整腸にも便秘にも効果がある植物。ハーブ全体的にですが反する両方の効果を持つものも少なくありません。その使用の仕方で効果が変わります。
また必要な効果を必要な人に緩やかにもたらすのも植物の良さです。
飲んでみるとお腹がほっとします。
そして出した方が良いものを出すよう腸が活発する感じです。それもほどよく。
味や香りもドクダミほどクセは無く。出がらしの緑茶に少し藁のような乾燥した香りがする感じでしょうか。飲みやすいです。
お腹を下さないようあまり煮出さず、適度に蒸らして飲んでます。濃くなりすぎたと思ったらお湯で薄めて飲んでみたり。現在2日目ですが、なんだか調子が良さそうなので暫く自分の身体で試してみたいと思います。
日本では夏の土用の期間に薬草摘みをする習慣があり、この時期に1年分刈り取って乾燥させて保存するのだとか。実際に有効成分も一番今の時期からこの時期(7月20日頃)が多いそうです。日本の昔からの知恵には本当に驚くばかり。