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  • 執筆者の写真yuktagerme

もっぱら読書

もともと幼い頃から読書が好きだったが、タロットや占星術を勉強し始めると、読む本は専門書が多くなっていた。


今占いなどの対面メニューはお休みさせていただいてるのもあって、図書館に行っては手当たり次第目についた本を借りて、合間を見つけてはちびちび読むのが楽しみになっている。


本は開けばその世界へ一瞬で連れて行ってくれる。


あの装飾模様で有名なウィリアム・モリスはファンタジー文学の先駆けでもあり、美しい自然や登場人物の装飾や心の美しい描写には本当に救われた。晶文社『世界のはての泉』


詩人、小池昌代の小学生でもわかるぐらいの日本語で描かれている短編集のなんともいえない不安の塊のような、怖いもののようなモノにぐっと引き込まれる時間はすごく先を読みたいのに心はどんどん鬱々と影ってしまった。筑摩書房『感光生活』


なぜか村上春樹の短編集と長編小説。

私は『スプートニクの恋人』が好きだけど、村上春樹の青春をテーマにした小説が個人的には好きなんだということに今回気づく。文章は淡々としてるのに読んだ後も登場人物のセリフや情景の余韻が嫌味なくしばらく漂う気がする。

文藝春秋『色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年』


もっと早くに、それこそ高校生、大学生の時に読んでおけばよかった。と思ったのは林芙美子『放浪記』どんな現状におかれていても、まっすぐな女性のエネルギーが溢れている。




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