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  • 執筆者の写真yuktagerme

キャンドルあれこれ その3

あともうひとつおすすめの使用法は瞑想するとき、本を読むとき、勉強や作業をする時に灯すこと。

キャンドルの炎はどこかその空間自体を集中しやすくしてくれます。

灯す=on

消す=off

という動作がスイッチよりも儀式的であり、その動作によって意識的に取り組む姿勢がつくられるのかもしれません。

古代から儀式で炎は丁重に扱われ、この世とあの世を結ぶ存在とされました。

国内外の神話でも炎はたくさんでてきます。

キャンドルの炎はとても小さなもの。

しかしその小さな姿の中に人間では作れない高温の熱源があります。それは一歩誤ると人間を火傷や火災で傷つけかねない大変危険を孕んだ存在です。

人々はそれを手に入れ、扱うようになり、そのおかげで文明と文化が発達して大変便利に生活することができました。そして火はそれと共にどんどん隠されていきます。

現在普通に生活をしていて炎をみることはほんとんど無くなりました。

火を扱うこともなくなり、火をおこすことも。

でも、それでも炎を見た時、どこかしら自分の反応する部分があるように思います。それはとても原始的でかすかな感覚でしか残っていない部分。

その普段眠っている感覚を、すこし活発にしてみるのはリフレッシュにも繋がるんじゃないかなと思っています。今の世の中、思考優先が多く個人個人の感覚や直感の部分で抑え込まれがちだと思うので。キャンドルがどこかその発散のきっかけになれば良いなぁと思っています。

火の扱いに慣れていないとついつい、灯したことを忘れがちになります。

あと気分が良くなってしまい、うとうと眠くなることも。

炎は危険を孕んでいるものでもあります。なぜなら人間が扱えきれない自然の一部ですから。灯した際は必ず、消すことを忘れず、安全に気を配りながらキャンドルを楽しんでいただければ嬉しいです。

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