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執筆者の写真yuktagerme

今年はどんな年でした?


狼とかける女たち 宝塚 ユクタ

冬至も過ぎ、徐々に日の時間が長くなり始めているものの、寒さが厳しいですね。

寒さほど体に不具合をもたらすものは無いので、特に女性は温活大事だと思います。

無印良品でボア地の足首まであるルームシューズを買ったのですが、すごく温かい。

足首を温めるのは大事ですね。底も分厚いので冷たさを感じません。

もっと早くに買えばよかった。

今年は皆さまにとってどんな年でしたか?

私は思うようにキャンドルの制作ができずもどかしい時間も多い年でした。

思うようなパラフィンに出会えず試行錯誤だったのですが、年末になりやっと制作に専念できるようなものに出会えたところです。

とはいえ新しいことにもひそかにチャレンジしてみたり、多くの方々にタロットや占星術をお伝えさせていただいたり、制作時間の分を読書に充てることもできました。

今後も何回も読むであろう良書にも多く出会えた年でもありました。

その良書の1つが写真の『狼とかける女たち』

何度か途中まで読んでいたのですが、やっと最後まで。

世界各地の民話、神話を用いて、分析することで人が生い立ちの中で通過すること、陥る罠などを解いているもの。様々な民族が生き抜く中で見つけた智慧を心理学者でもある作者が現代の人々の視点も踏まえ解説しています。

訳がまた大変読みやすいので、分厚い本ではありますがテンポよく読み進めることができます。

特に女性にとって心強い本でもあると思います。

取り上げられている神話は世界各地様々であるものの、その大切なことは時や人種を越えても共通し、人間が自分の生を全うするための智慧なのだと教えてくれます。

社会は複雑になり、人それぞれの立場や状況も多様化していますが、結局のところ人間であることには変わらない。多様化していくからこそ、この本の伝えることは、今後一人一人にとって大事になってくるのではないかなとも思います。

だのに、絶版。再販希望の声も多いこの本ですが、私は図書館で借りて読みました。

お正月の読書にぜひおすすめの一冊です。

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